こんにちは。
北陸地方で小規模美容室を経営しているハマです。
独立するなら、ホットペッパービューティーは必要?
ホットペッパービューティーで失敗したくない。
独立する美容師さんにとって、1度は考えますよね。
ということで今回は、美容室にホットペッパービューティーを導入するメリットとデメリットを解説していきます。
私は以前ホットペッパービューティーの有料プランを利用していました。
現在は、自分でWEB集客をしているので、メリットとデメリットの両方を把握しているつもりです。
ぜひ、参考にしてみてください。
結論から
まずは、結論からお話します。
ホットペッパービューティーを導入するメリットは、
- 新規集客効果が高い
- 顧客、予約管理ができる
- 担当者に相談ができる
こちらの3つになります。
そしてホットペッパービューティーを導入することによるデメリットは、
- 掲載料がかかる
- 競争が激しい
- 掲載ページに制限がある
- サイトが成長しない
- 集客力が身につかない
こちらの5つになります。
私的には、
ホットペッパービューティーに掲載しつつ、自前のホームページを育てるのがベスト
だと思います。
ホットペッパービューティー掲載時系列
私のホットペッパービューティーに関する時系列は、下の通りです。
毎週1記事ブログ更新で、ホームページを育て始める
自前のホームページとホットペッパービューティーとの効果を比較をしたくて導入
ホットペッパービューティーより自前のホームページの方が、閲覧(PV)数、新規集客数ともに上回ったので有料プランの掲載を終了
結局、掲載3か月目にはやめたかったのですが、9ヵ月間の掲載契約だったので、3月に掲載を終了しました。
ホットペッパービューティーとは?
ホットペッパービューティーは、株式会社リクルートが運営する、国内最大級の美容系ポータルサイトです。2007年6月にサービスを開始し、現在では約24万件のサロンが掲載されています。ユーザーは、地域やメニュー、価格帯などから条件に合ったサロンを検索し、24時間いつでも簡単に予約できます。また、サロンの口コミや写真、クーポン情報なども閲覧できます。
ホットペッパービューティーは、美容室・ネイルサロン・エステサロンなどのサロンにとって、集客や顧客管理に役立つツールとして広く利用されています。
参考 https://beauty.hotpepper.jp/
ホットペッパービューティーのメリット
まずは、ホットペッパービューティーを導入するメリットからお伝えします。
ホットペッパービューティーを導入するメリットは、大きく分けると
- 新規集客効果が高い
- 顧客、予約管理ができる
- 担当者に相談ができる
こちらの3つになります。
1つずつ見ていきましょう。
新規集客効果が高い
ホットペッパービューティーの最大の魅力は、なんといっても新規集客力ではないでしょうか?
ホットペッパービューティーの新規集客力が高い理由は2つ
- 登録会員数の多さ
- SEOの強さ
このようになります。
登録会員数の多さ
登録会員数はなんと2,400万人を超えているそうです。
SEOの強さ
こちらは実際に検索してみるとわかりますが、
「○○市 美容室」 「○○町 ヘアカラー」 「メンズ 美容室」
など、美容室に関する検索をかけてみると、必ず上位に表示されます。
顧客、予約管理ができる
ホットペッパービューティーに掲載すると、サロンボードが使用できます。
サロンボードがあれば、
- 予約管理
- 顧客管理
- 分析・レポート
- スタッフ管理
- レジ機能
このようなことができます。
つまり、サロンボードを導入してしまえば、他にPOSレジを導入しなくてもいいんです。
担当者に相談ができる
ホットペッパービューティーを導入すると、必ず担当者さんがつきます。
担当者さんには、
- 掲載プラン
- キャンペーン・クーポン
- 掲載ページ
- 掲載写真
などを相談できます。
さらに毎月のPV数や、利用状況のレポートを通じてアドバイスも頂けます。
専門のスタッフがいる
そして、ホットペッパービューティーには、
- 原稿担当者
- カメラマン
がいます。
文章を考えるのが苦手です。
自分で写真を撮ってもキレイにならない。
といった方に安心です。
ホットペッパービューティーのデメリット
次に。ホットペッパービューティーデメリットをお伝えします。
ホットペッパービューティーを導入するデメリットは、大きく分けると
- 掲載料がかかる
- 競争が激しい
- 掲載ページに制限がある
- サイトが成長しない
- 集客力が身につかない
こちらの5つになります。
1つずつ見ていきましょう。
掲載料がかかる
当然ながら、ホットペッパービューティーに掲載するには料金がかかります。
ホットペッパービューティーの掲載料金は、サロンの所在地、掲載プランなどによって異なります。
- プラチナLL
- プラチナプランL
- プラチナ
- バリューL
- バリュー
- シンプルL
- シンプル
- ライトL
- ライト
- ライトS
- NR
分かりやすく言うと、
都会 > 郊外
プラチナLL > ライトS
このようになります。
私の場合は単純に、ホットペッパービューティーからの売り上げよりも掲載料の方がかかってしまったので、掲載を止めました。
ホットペッパービューティーの予約成立手数料
ホットペッパービューティーで予約が成立した場合、サロン側には予約成立手数料が発生します。
競争が激しい
先ほど、「新規集客効果が高い」とメリットのときに言いましたが、ホットペッパービューティー内でも順位争いがあります。
先ほど解説した掲載費用が高いプランの美容室ほど、有利な位置・目立つ場所へ表示(露出)がされます。
その為、構造的にはGoogle、ヤフーでの検索では非常に強いですが、あくまで高い掲載費用を払っている美容室がメインに見られるような構造となっています。
個人や少人数で運営される美容室には不利かもしれませんね。
掲載ページに制限がある
掲載ページには、お店の強み、写真、クーポンなど色んなことが掲載できますが、それでも掲載できないことがたくさんあります。
ホットペッパービューティーでは、
- 動画埋め込み(リンク)
- SNS埋め込み(リンク)
- ネットショップ(リンク)
- アフィリエイト
- その他外部リンク
- Googleマップからのリンク
これらを掲載することはできません。
私は、もっと自由に思ったままのことを掲載したかったので、自分でホームページを作りました。
サイトが成長しない
ホットペッパービューティーの場合は、頑張ってブログを更新したり、写真をアップしても閲覧数(PV数)や制約数は、さほど変わりません。
しかも掲載を終了したら0になります。
一方で自社サイトは、ブログやコンテンツを地道に更新していけば、確実にサイトは成長していきます。
今では、
- ホットペッパービューティー掲載時の月間PV数を1日で突破
- 広告なしで、月間30万のネットショップ売り上げ
- 集客したいときだけWEB広告を出し、ホットペッパービューティーよりも上位表示
- 再来率の高いお客様を集客
と、いったこともできます。
時間は多少かかりますが、ホームページを作って育てましょう。
集客力が身につかない
この考え方は経営者さんによると思いますが、私は成長したい部分は自分でやることにしています。
自分で考え、実行して、失敗しないと成長できませんよね。
ホットペッパービューティーに集客を任せてしまうと、自分の集客力が身につかないと考え自分でホームページを運営して集客、販売しています。
おかげで、
- ホームページ作成
- ホームページ運用
- ブログ執筆(SEO)
- ネットショップ運用
- 広告運用
- LINE公式アカウント運用
- WEBデザイン
は自分でできるようになりました。
ホットペッパービューティーに全任せしていたら、身につかなかった能力です。
ホットペッパービューティー導入のまとめ
ホットペッパービューティー導入についてのメリット、デメリットを解説してきました。
冒頭でも申し上げましたが結論は、
ホットペッパービューティーに掲載しつつ、自前のホームページを育てるのがベスト
だと思います。
そもそも私は、短期間でホットペッパービューティーを卒業するつもりで掲載を始めました。
しかし、ホットペッパービューティーを導入してみないと分からないこともあり、結果的に満足しています。
もし、少しでも皆さんの参考になってくれれば幸いです。
そして、もし集客できるホームページを作ってみたいと思いましたら相談下さい。
ではでは。