
美容室経営者の皆様、毎日のサロンワーク、本当にお疲れ様です!
お客様の笑顔も嬉しいけど、スタッフの笑顔はもっと嬉しい…はずなのに、「また辞めちゃった…」なんて涙で枕を濡らす夜、ありますよね?(ありますよね!?
でも、ご安心ください。
ここに、創業以来スタッフ3人が誰一人として欠けることなく、なぜか楽しく(たぶん)働き続けている、ちょっと変わった美容室があるんです。
今日は、そんな「うちの店」が、なぜかスタッフに愛され続けている(はずの)秘密を、ちょっとだけユーモラスに、でも結構真面目にご紹介しちゃいます!
これを読めば、あなたのサロンも「辞めない美容室」の仲間入り…かも!?
なぜ、うちの店は「スタッフが辞めない」という奇跡を実現できているのか? そのゆる〜い理由ベスト8!
理由は色々ありますが、突き詰めると「頑張りすぎない、縛りすぎない、近づきすぎない」の三ナイ運動(今考えました)が効いているのかもしれません。
1. 辞める理由No.1「独立」…とは無縁のスタッフ構成(神采配?)


何を隠そう、うちの店のスタッフは、パートタイムの百戦錬磨の姉様方2名と、正社員だけど人生の酸いも甘いも噛み分けたベテランの女神様1名。
つまり、「俺、この店で一旗揚げて独立するぜ!」みたいなギラギラした若者が…いないんです(笑)。
最初から「ここで穏やかに働きたいわ〜」という方々が集まった奇跡。
これはもう、運命としか言いようがありません。
2. 「ノルマ」という名の悪夢、うちの店には存在しません!


「今月あと何人!」「目標金額まであと…!」そんな悪夢からは、とっくの昔に卒業しました。
個人ノルマも、お店の目標も、ぜーんぶナシ!
スタッフには、お客様と心ゆくまで向き合ってほしい。
数字に追われることなく、のびのびとハサミを握ってほしい。
そんな思いが、気づけば「ノルマなし天国」を生み出していました。
売上?お客様が喜んでくだされば、きっと後からついてくる…はず!
3. 朝礼・終礼?…それ、美味しいんですか?状態。


毎朝眠い目をこすりながらの朝礼、一日の疲れを引きずっての終礼…うちの店には、そんな文化はありません。
連絡事項は、LINEでピロリン♪で済ませちゃうことも。
だって、その時間があったら、お客様のカルテをじっくり見たり、コーヒーの一杯でも飲んでリラックスしたりしたいじゃないですか? ねぇ?
4. 「会議のための会議」は時間の無駄!無駄なミーティングは光の速さで却下!


「えっと、今日の会議の目的って何だっけ…?」そんな不毛な時間は、人生の貴重な無駄遣い!
うちの店では、本当に必要な時だけ、サクッと集まって、パパッと決めて、即解散!
ダラダラ会議するくらいなら、最新のヘアスタイルでも研究した方がよっぽど有益です。
5. 早朝練習?残業?…スタッフの睡眠時間を死守します!


「美容師たるもの、朝早くから練習してこそ!」…いやいや、気持ちはわかりますが、うちの店では「睡眠こそ最高の美容液」を推奨しています。
早朝練習も、お客様が終わればサッと帰るのが基本。
プライベートが充実してこそ、いい仕事ができるってもんです。
残業代で高級シャンプー買うより、定時で帰ってゆっくりお風呂に入る方が、スタッフは嬉しい…はず!
6. オーナーと飲みニケーション?…あ、遠慮しておきます(笑)スタッフとの距離感は「君の名は。」くらいが丁度いい。


「たまには飲みに行くか!」…ありがたいお誘いですが、うちの店では、あえてそういうのはやってません。
だって、気を使うじゃないですか、色々(笑)。仕事は仕事、プライベートはプライベート。
経営者もスタッフも、適度な距離感が、一番ピースフルなんです。
馴れ合いよりも、信頼。それがうちの店のスタイル。
7. スタッフ同士も「つかず離れず」が心地いい。秘密は「アシスタントなしのマンツーマンシステム」!


実は、うちの店、アシスタントさんがいないんです。
スタイリストが、シャンプーからお仕上げまで、ぜーんぶ一人で担当するマンツーマンスタイル。
「先輩、ここ手伝ってください!」「後輩の〇〇さん、あれやっといて!」みたいな、ちょっぴり面倒な(失礼!)やり取りもナシ。
自分のペースで、お客様とじっくり向き合える。
だから、スタッフ間の余計な気を遣う場面も少ないんです。
これぞ、平和主義サロン。
8. 「ちょっと宇宙に行ってきます」もOK!?いつでも休める、理由なんて聞かないぜ休暇制度!


マンツーマンシステムの最大のメリットがこれ!
自分の予約さえコントロールできれば、基本、いつでも休めます。
「休むのに理由がいるかい?」の精神で、申請時に根掘り葉掘り聞くこともありません(さすがに「宇宙に行ってきます」はネタですが)。
スタッフが心身ともにリフレッシュして、笑顔で戻ってきてくれるのが一番ですからね!
まとめ:ゆるいけど、実は理にかなってる?「辞めない美容室」の作り方。


いかがでしたか?「え、そんなんで大丈夫なの?」と思われたかもしれません。
でも、創業以来スタッフ3人が辞めずに続いているのが、何よりの証拠。
もしかしたら、「ガツガツ稼ぎたい!」「最先端の技術を追い求めたい!」という方には、うちの店は物足りないかもしれません。
でも、「自分のペースで、お客様としっかり向き合いたい」「プライベートも大切にしながら、長く美容師を続けたい」そう願うスタッフにとっては、案外、居心地のいい場所なのかもしれません。
もちろん、これが唯一の正解だなんて思いません。
でも、もしスタッフの定着でお悩みなら、うちの店の「ゆる〜いけど、実はスタッフ思い(?)」な取り組みの中に、何か一つでも「お、これならウチでもできそう!」というヒントが見つかれば、こんなに嬉しいことはありません。
あなたの美容室も、スタッフみんなが笑顔で輝ける場所になりますように!
(そして、うちの店も、この平和が永遠に続きますように…アーメン!)