こんにちは。
北陸地方で小規模美容室を経営しているハマです。
頭浸浴(YUME HEADBATH)を導入したいけど、メリットあるのかな?
頭浸浴(YUME HEADBATH)を導入している経営者さんの意見が聞きたい。
頭浸浴(YUME HEADBATH)を導入したいけど、実際どうなのか知りたいですよね。
ということで今回は、美容室経営者さん向けに頭浸浴(YUME HEADBATH)を入れるメリット、デメリットを紹介していきます。
結論から
まずは、結論からお伝えします。
美容室が、頭浸浴(YUME HEADBATH)を導入するメリットは、
メリット
- 広告になる
- 技術力の差が出ず、簡単
- 5分間休める
このようになります。
そして美容室が、頭浸浴(YUME HEADBATH)を導入するデメリットは、
デメリット
- 初期費用の回収までの期間が長い
- シャンプー台の取り合いになる
- 意外にお客様の期待値が高い
このようになります。
物珍しさではなく、しっかりと炭酸や頭浸浴の効果効能をお伝えすれば、リピート率は高いです。
YUMEのシャンプー台をすでに設置している美容室さんには、導入を考えてもよいのではないでしょうか。
詳しく説明しますね。
頭浸浴(YUME HEADBATH)とは
頭浸浴とは、タカラベルモントさんから発売しているYUME HEADBATHを使用し、炭酸泉をかけ流し、浸すことでリラックス効果を得る施術です。
美容院で話題になっているメニューの一つで、2021年11月に登場し、全国の美容院で提供されています。
頭皮の血行促進や、皮脂や汚れ、カラー後の嫌な臭いなどを軽減することができます。
施術自体は簡単で、5分間炭酸のお湯をかけ流すだけです。
お客様の評判も良いですよ。
頭浸浴(YUME HEADBATH)の取り付け可能なシャンプー台
まず大前提として、上記のシャンプー台がないと頭浸浴(YUME HEADBATH)はできません。
まず店舗のシャンプー台が設置可能か、確認しましょう。
頭浸浴(YUME HEADBATH)にかかる費用は?
頭浸浴(YUME HEADBATH)にかかる費用を紹介します。
ここで紹介する価格は税抜き価格です。
(YUME HEADBATH)にかかる初期費用
(YUME HEADBATH)にかかる初期費用は、
初期費用
- YUME HEADBATH本体 ¥142,000
- 専用収納バック(追加購入)¥15,000
最初は、専用収納バックは無料でついてきました。
消耗品の価格
消耗品価格は、
消耗品
- ネックシール ¥1,800
- インナーボウル ¥7,000
1年半使用していますが、まだ消耗品交換はしていません。
ランニングコスト
ランニングコストは、既に炭酸発生機器を導入している場合と、していない場合で異なります。
ランニングコスト
- 炭酸発生機器を使用時 1人1回 約¥50
- 専用炭酸タブレット使用時 1人1回 ¥120
炭酸発生器使用の場合
すでに、店舗のYUMEシャンプーに炭酸発生器を設置している場合は、1人1回約¥50かかります。
炭酸の濃度や炭酸ボンベの価格によって変動します。
同じタカラベルモントのトルケアシェアを推奨されますが、特に他の機器でも問題ないと思います。
頭浸浴専用タブレット使用の場合
炭酸発生機器を導入していなくても、頭浸浴専用の炭酸タブレットをしようすれば、頭浸浴ができます。
価格は50個入りで¥6,000になるので、一人当たり¥120でできます。
最初はこちらのタブレットを使用して、人数が増えた時に炭酸機器の導入を検討した方がよいでしょう。
頭浸浴(YUME HEADBATH)の価格設定
頭浸浴の料金は、美容院によって異なりますが、一般的には¥1,500~¥2,000円(税抜)程度で提供されているようです。
ただし、メニューに組み込む場合は、1,000円~1,500円(税抜)程度となっている場合もあるようです。
当店では、
料金
- 定価 ¥2,400
- メニューに追加 ¥1,000
このようにしています。
他のメニューと同時にする方が、圧倒的に多いです。
頭浸浴(YUME HEADBATH)初期費用回収までの年月
初期費用を、どれくらいで回収できるかが分からない。
という方の為に、当店が頭浸浴(YUME HEADBATH)の初期費用回収までどれくらいかかったかを教えます。
分かりにくいので、ガス代、水道代、スタッフへの給料還元は除きます。
当店の目安
- 施術料¥1,000-材料費¥120=利益¥880
- 初期費用¥142,000÷利益¥880=162名
当店では、162名のお客様に頭浸浴をすれば、初期費用を回収できることになります。
そして162名を達成するのに9ヵ月かかりました。
早く回収したい場合は、回数券などを作ると良いでしょう。
頭浸浴(YUME HEADBATH)導入するメリット
美容室が、頭浸浴(YUME HEADBATH)を導入するメリットは、
メリット
- 広告になる
- 技術力の差が出ず、簡単
- 5分間休める
このようになります。
広告になる
頭浸浴の1番のメリットは広告になるということです。
InstagramやTikTokを利用しているお客様は、たくさんいます。
そして頭浸浴は、この2つのSNSで目に付くことがあります。
実際に当店も、お客様から
「このメニュー知ってる。やってみたかった。」
というお声もありました。
頭浸浴は、珍しさとインパクトが大きいので広告には持ってこいです。
技術力の差が出ず、簡単
頭浸浴は、技術力はいりません。
YUMEのシャンプー台を使える方なら誰でもできます。
そして、ヘッドスパと違い技術力に差が出ないため、クレームはおこりません。
5分間休める
頭浸浴は炭酸泉をかけ流しているだけなので、5分間手が空きます。
意外にシャンプーとお仕上げの間に5分間手が空くのは、働いている人にとってはうれしいものです。
5分あれば、
- お仕上げの準備
- レジの準備
- 小休憩
このようなことができます。
私は(電子)タバコ1本吸ってます。
頭浸浴(YUME HEADBATH)導入するデメリット
美容室が、頭浸浴(YUME HEADBATH)を導入するデメリットは、
デメリット
- 初期費用の回収までの期間が長い
- シャンプー台の取り合いになる
- 意外にお客様の期待値が高い
このようになります。
初期費用の回収までの期間が長い
先ほどお伝えした通り、初期費用の回収まで9ヵ月かかりました。
当店は、一か月の動員が300名前後のお店で、頭浸浴は施術は20名前後でした。
それより動員が少ないお店では、初期費用回収までの期間はさらに長くなると予測されます。
料金もあまり多くはもらえないので、長期戦になるかもです。
シャンプー台の取り合いになる
当店では、3台あるシャンプー台のうちの1つだけがYUMEのシャンプー台にります。
つまり、一気に頭浸浴をオーダーされたり、YUMEのシャンプー台でしかできないメニューが重なると詰まることがあります。
一人営業サロンや、複数台YUMEシャンプー、YUME HEADBATHを持っているなら問題ないですが、
意外にお客様の期待値が高い
頭浸浴はある程度認知度もあり、意外にお客様も期待されている方も多いです。
物珍しさや、過度の期待をもって施術に入られるとリピートには繋がりにくいです。
しっかりと効果効能を説明したうえで、施術を行いましょう。
頭浸浴(YUME HEADBATH)のまとめ
以上が、美容室に頭浸浴(YUME HEADBATH)導入するメリット、デメリットになります。
少しは参考になったでしょうか?
個人的には、すでにYUMEのシャンプー台があり、物珍しさもあって頭浸浴(YUME HEADBATH)を即導入しましたが、全然後悔はしていません。むしろ、
頭浸浴(YUME HEADBATH)を導入して良かった。
と思っています。
もちろんお客様自体の満足度も高く、喜んでくださっているのでリピート率も高いです。
すでにYUMEシャンプーを設置している美容室さんは、頭浸浴(YUME HEADBATH)を導入しみてはいかがでしょうか?
それでは。